余白

つらつらと積み重ねを

ミルフィーユと文章を作る

 ミルフィーユを作った。キウイとチョコとカスタードと生クリームのやつ。

 

 お菓子作りは趣味として以前からやっていたのだが、ここ数年はスコーンなど簡単なものしか作っていなかったので久々にレシピを見て作った。

とはいえパイ生地は市販のものを流用したので、力を入れたのはカスタードクリームくらい。

 

 カスタードクリームは以下のサイトのものを使った。

辻調理師専門学校のレシピは材料を揃えやすく、失敗しづらいためよくお世話になっている。

レシピではバニラビーンズを使うが、高いし処理も面倒なのでバニラオイルを使っている。

バニラオイルはバニラエッセンスより加熱に強く、焼き上がりにしっかりとバニラの香りが残るのでおすすめ。

バニラエッセンスよりちょっと高いけどそこは御愛嬌。

 

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 なんとなくやる気があったのでチョコレートをテンパリングして薄くしてみた。

テンパリングはチョコレートを溶かして口溶けを滑らかにする作業のことで、50度前後のお湯でチョコレートを溶かすことでできる。

一度溶かすので、他の形に変えられるのもポイントだ。

今回は間違えてナッツ入りのチョコを使ってしまい、見た目で滑らかになったか判断しづらかったため、次回は何も入っていないチョコを使いたい。

 

 出来上がったのがこれ。

 

見た目はあれだが味はちゃんと美味しかった。

横着せずにカスタードクリームと生クリームを絞り口に入れればもっと綺麗になったのだろう。

でも面倒だったからしょうがないね。

 次回お菓子を作るとしたら、スポンジ生地のほうが得意なのでパウンドケーキかシフォンケーキになるかな。

もしくは練り切りを作って和菓子方面に舵を切ってもいいかもしれない。

 

 

 さて、今回のもう一つのお題目の文章について。

これは文化庁の「公用文作成の考え方」を読み、試してみたくなったためだ。

まとめると、相手に伝える文章を書くには以下の3つが大事。

・正確に書く

・分かりやすく書く

・相手の気持に配慮して書く

 

書く際の詳細なポイントは以下の6つ。

・主旨を明確にする

・よく見る漢字を使う

・助詞や副詞の意味を知り、正しく使う

カタカナ語は極力避ける

・難しい言葉には説明をいれる

・見出しをつける

 

他にも細かく説明されているので、一度目を通して損はないと思う。

実は今日の文章にはここで得た知識を盛り込んでいる。

前日より多少読みやすくなっただろうか?

 

 さて、これを読んでいて触れられていないことがあった。

「文章の改行」である。

一般的に改行は別の内容のことを話し始める際に使われる。

しかしネットの文章を読む際は1文ごとに改行されている方が圧倒的に読みやすく感じるのだ。

例えば以下の2つを見比べてほしい。

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 カスタードクリームは以下のサイトのものを使った。

辻調理師専門学校のレシピは材料を揃えやすく、失敗しづらいためよくお世話になっている。

レシピではバニラビーンズを使うが、高いし処理も面倒なのでバニラオイルを使っている。

バニラオイルはバニラエッセンスより加熱に強く、焼き上がりにしっかりとバニラの香りが残るのでおすすめ。

バニラエッセンスよりちょっと高いけどそこは御愛嬌。

 

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 カスタードクリームは以下のサイトのものを使った。

辻調理師専門学校のレシピは材料を揃えやすく、失敗しづらいためよくお世話になっている。レシピではバニラビーンズを使うが、高いし処理も面倒なのでバニラオイルを使っている。バニラオイルはバニラエッセンスより加熱に強く、焼き上がりにしっかりとバニラの香りが残るのでおすすめ。バニラエッセンスよりちょっと高いけどそこは御愛嬌。

 

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お菓子作りについて先ほど書いた文章である。

①は。が来るたびに改行したもの、②は。以降も文章を続けたものである。

②は文章を書く作法として間違っていないのだが、どうにも窮屈に見えないだろうか?

何ならどこを読んでいるか分からなくなることや、読む気が失せてしまうことさえある。

 

 今後も今日の文章と同じく①の方法で書こうと考えているが、他の人はどう思うのかちょっと気になった。